大阪大学の研究「日本人は世界1いじわる」=日本低迷

こんにちは、森です。

今日はちょっとショッキングで
でもすごく考えさせられた
記事について話したいと思います。

先日、「PRESIDENT Online」で
こんな見出しの記事を見かけました。

「日本経済、低迷の元凶は
日本人の意地悪さか」
──大阪大学などの研究で判明

他の国の人たちと比較してて
日本人ってそんなに意地悪だったの…?

と思って読んでみたら
なんと大阪大学の研究で、

日本人は他の国の人たちと比べて
(アメリカ人や中国人など)、

公共の場面で他人の足を引っ張る行動が
非常に多かったという結果が出たそうです。

この記事を読んでビックリしたのと
納得してしまった自分がいたんです。

今日は、この研究を踏まえて
「日本人が意地悪になってしまった背景」
について、僕自身の視点で
3つのポイントから話してみようと思います。

目次

① 政治の失敗が作った“閉塞感”

まず1つ目の理由は
間違いなく政治の機能不全です。

これ、前にも何度か言ってるんですけど
30年間給料が上がらないって
先進国じゃ日本だけです。

アメリカは平均年収がこの30年で約3倍。

【過去の記事】→ピンチはチャンス!?日本の「失われた30年」の賢い生き方

中国だって右肩上がりで
生活水準も上がっています。

他の発展途上国も
少なからず昔よりは
豊かになってきている。

それに比べて日本はどうか?

税金は増え、社会保障は不安定
年金も不確実。

なのに政治家の給料は
ちゃっかり上がってる……。

この理不尽な状況にみんなが
少しずつ希望を失っていった。

閉塞感が漂い、他人の成功が
「妬み」に変わってしまう土壌が
できたんじゃないかなと思うんです。

そして、

その「妬み」や「足を引っ張る空気」
こそが、挑戦をためらわせ
日本の内需や経済成長を止めている。

まさに負のスパイラルですよね。

② 戦後の喪失感と、チャレンジ精神の弱体化

2つ目の理由は、

第二次世界大戦に負けたことと
その後の「精神的な去勢」です。

調べる限り、

明治時代の日本人は
けっこうアグレッシブだったみたい。

海外に飛び出していく人
未知の分野に挑戦する人
自分の可能性に賭けて生きる人が
たくさんいた。

でも、戦争に負け
GHQによって憲法が改正され
軍国主義は完全否定されました。

それは必要な過程だったのかもしれません。

ただその副作用として
国民から“自信”と“気概”が
奪われてしまったのではないか
そう思うんです。

・出る杭は打たれる
・空気を読む
・みんなと同じが正しい

そんな「協調主義の暴走」
みたいな文化が根付き
いつの間にか挑戦が
「危険なこと」になってしまった。

本当は、もっと自由でいいはずなのに。

もっとバラバラでいいはずなのに。

そういう多様性を恐れる
“見えない空気”が
いまの日本を縛っている気がします。

③ 日本人はもともと意地悪なのか?

じゃあ、そもそも日本人って
意地悪なの?

というと、さっきも言いましたが
僕はそうは思わない。

少なくとも昔の日本人は
「困っている人を助ける」
「お互い様の精神」
が当たり前だった。

おにぎりを分け合い
祭りでは町内全体が
協力し合って生きていた。

そういう美しい文化があったはずです。

だから、今の“意地悪”な空気って
本質ではないと思うんです。

環境と空気がそうさせてしまっているだけ
なんじゃないか。

でもね、環境のせいにしてばかりでは
前に進めない。

だからこそ、僕らがそれを
壊していく必要がある。

僕の実体験:違う道を選ぶと叩かれる…でも

僕も実際、起業、海外移住
SNSで発信していて…

他の人とは違う道を選択した時に
たくさんの批判を浴びました。

「そんなの上手くいくわけない」
「サラリーマンが正解、フラフラするな」
「何を夢見てるんだ」
「日本人なら日本で働けよ」

……正直、たくさん言われたし
傷つくこともありました。

でも、その中で気づいたんです。

叩いてくる人ってだいたい
自分がチャレンジしてない人
たちなんですよね。

本気で心配してくれる人とは
言葉の温度が違う。

だから僕はそういう
“意地悪な声”から距離を取りました。

自分の人生を、自分で決める。

そういう声はただのノイズに過ぎない。

それがだけなんです。

 

④ インターネットが空気を変え始めている

でも、希望はあります。

というか、もうすでに時代は
変わり始めています。

昔だったら、

出る杭は打たれて終わりでした。

けど今は違う。

インターネットという武器がある。

今までは埋もれていたような
普通じゃない人生を選んだ人たち。

それこそ、

起業家や海外移住者
フリーランス
学校に行かない子どもたち……

そういう人たちが、自分の言葉で
世界にYoutubeやSNSなどネット上で
発信するようになってきている。

そして、

「そういう生き方もあるんだ」

って、多くの人が気づき始めてるんです。

この流れは、止まらない。

僕はそう信じてます。

だからこそ、意地悪な空気や
出る杭を打つような文化は
きっと近いうちに崩れていきます。

変わるときって意外と
一瞬だったりする。

あっという間です。

そして実は「意地悪な人」って
インターネット上では
声が大きく見えるけど
現実世界には本当に少ない。

僕の周りでも、家族や親戚
子どもの幼稚園の保護者
近所の人、リアルで接する人たちに
そんな意地悪そうで悪い人は全くいません。

だからこそ、大切なのは
「自分が今、誰とつながってるか」
をちゃんと見つめること。

ほとんどの人は
あなたの挑戦を応援したいと思っているか
もしくは全く興味が無い。

わざわざ脚を引っ張ろうとは
していないはず。

でも、もし足を引っ張る人がいるなら
距離を置くことは必要
かもしれません。

そして「そんなものは人生のノイズ」
ってサラッと処理しちゃう。

よくこういう例えをします。

大多数の人は、

「電車に乗って生きている」

決められたレールの上を
みんなと一緒に移動する。

便利だし、安全だし、迷わない。

でもね、どこに行くかも
どんな景色を見るかも
自分では決められないんです。

一方、

起業する。
海外に移住する。

誰もやってないことを始める。

それは、

「自分で車を運転する人生」

もちろん事故るリスクはある。

でも、自由がある。

景色が違う。

食べるものも
出会う人も
自分で選べる。

僕は、そんな人生を選びました。

そして、願わくば
この記事を
読んでくれているあなたも、

「自分の人生を、自分で決める強さ」

を持ってほしい。

周りがなんと言おうと
自分が信じる道を選んでいい。

人生は、たった一度きりなんだから。

そう思います。




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