森翔吾です。
今日は、ちょっといつもと違って
「下ネタ」が少しだけ出てきます。
というのも、
その表現を使ったほうが
一番簡潔で
わかりやすかったからです。
あえて、
回りくどい言い方で
綺麗事を書くのをやめました。
もし苦手なら読まないほうが
いいかもしれません…
また、
「規則正しい生活をしましょう」
「ポジティブに考えましょう」
「野菜をたくさん食べましょう」
そんな耳障りのいい平和な話は
一行も書いていません。
むしろ、
世の中の常識とは
真逆かもしれません。
でも、もしあなたが、
「今の自分のパフォーマンスに
言葉にできない
フラストレーションがある」
「もっと限界突破できるはずなのに
なぜか体がついてこない」
そんなふうに、
現状に満足できていないなら。
今日の話はその
「答え」になるはずです。
投資の神様
ウォーレン・バフェットの
不可解な食生活。
資産100億を持つ師匠から聞いた
タブーな話。
そして、
現在進行形で僕が行っている
マイナス10〜20度のロシアでの
人体実験。
これら3つが繋がった瞬間、
僕は、ある一つの
「真実」を
目の当たりにしました。
それが、
「パフォーマンス向上には
司令塔が存在する」
ということです。
読み終わる頃には
「体を変える正しい順番」が
ハッキリと分かります。
キーワードは、
「司令塔」
です。
第1章:ニューヨークの雑踏と、資産100億の師匠
話は少し昔。
僕がまだ何者でもなく
ただ「何か」を求めて
ニューヨークを
さまよっていた頃に遡ります。
当時の僕は
ビジネスで騙されて
残ったのは1200万円の借金。
そこから死に物狂いで
V字回復を果たした直後でした。
お金はある。
時間もある。
欲しいガジェットも、
行きたい場所も、
全て手に入るようになった。
でも、
どこか満たされない。
「世界の最先端に行けば
まだ見ぬ『答え』が
見つかるんじゃないか」
そんな焦燥感に
背中を蹴られるようにして、
僕は年に3回も4回も、
吸い寄せられるように
ニューヨークへ飛んでいました。
マンハッタンの空気は独特です。
冷たく乾いたビル風。
絶え間なく響く
イエローキャブのクラクション。
地下鉄から吹き上げてくる鉄錆の匂い。
そして、
僕が毎日のように通っていた
「ホールフーズ・マーケット」
に一歩足を踏み入れると、
そこには強烈な
「意識の高さ」が充満していました。
積み上げられた
色鮮やかなオーガニック野菜。
挽きたてのコーヒー豆の香り。
そして、
ラベンダーやティーツリーの混じった
オーガニック石鹸の清潔な匂い。
僕はそこで、
当たり前のように並ぶ「平飼い卵」や
見たこともない色の「スーパーフード」、
そして英語で効能がびっしり書かれた
怪しげなサプリメントを
カゴいっぱいに買い込んでいました。
「これを食べれば
僕も彼らみたいになれるはずだ」
また、
早朝のセントラルパークに行けば、
朝6時から引き締まった体で
走っているニューヨーカーたちがいる。
彼らは皆、自信に満ち溢れ、
肌はツヤツヤで、
まるで成功者の顔をしていました。
それを見て、
僕は強烈な劣等感を感じていたんです。
「僕もあれにならなきゃいけない」
「もっと健康にならなきゃ。
もっとパフォーマンスを上げなきゃ」
そう思って、
必死に形から入ろうとしていました。
でも、
本当の答えは、
海の向こうにはありませんでした。
意外にも、日本に帰国した直後の
ある夜のことです。
高級ステーキハウスでの「問い」
ビジネスの大先輩であり
資産100億円以上を持つ「師匠」と
食事をする機会がありました。
場所は都内の
高級ステーキハウス。
重厚な木の扉を開けると、
中は薄暗く、分厚い革のソファが並び
熟成肉が焼ける香ばしい
脂の匂いが漂っていました。
目の前に座る師匠は、
高いワイングラスを揺らしながら
まるで全てを見透かすような
そんな目をしていました。
何を食べても太らず
肌は血色が良く、
全身からエネルギーが
溢れ出ているような人でした。
僕は、藁にもすがる思いで聞きました。
「師匠、単刀直入に聞きます。
これだけ成功し続けて、
そのバイタリティを維持するために
一番大事な健康管理って何ですか?」
「やっぱり毎日のジムですか?
それとも最先端の再生医療とかですか?」
師匠はナイフを置き、
肉をゆっくりと噛み締め、
そして真顔でこう即答しました。
「森くん。
男の健康なんてシンプルだよ。
ごちゃごちゃ考える必要はない」
「朝立ちするかどうか。
それが全てだ」
……は?
時が止まりました。
グラスの氷がカランと
鳴る音だけが響きました。
正直、
当時の僕は思いました。
「この人、こんな高級店で
何シモネタ言ってるんだ?
昭和のオヤジかよ(笑)」
心の中で
少し失望すらしました。
もっと高尚な、
もっと秘密めいたノウハウを
期待していたからです。
それは「下ネタ」ではなかった
ここからは大真面目な
医学の話になります。
女性の読者さん、どうか
ドン引きせずに聞いてください。笑
・・・
でも、
41歳になった今なら分かります。
あの言葉は、
単なる下ネタじゃなかった。
師匠はふざけていたわけでも
酔っ払っていたわけでも
なかったんです。
師匠は、
もっと残酷で、もっと本質的な
「生物としての生存能力(スペック)」
を問うていたんです。
冷静に考えてみてください。
あの現象が朝、
無意識に起きるためには
体の中で何が完璧に
機能していなければならないか。
① 血管年齢の若さ
末端の微細な血管まで、
血液を一瞬で送り込む強力なポンプ機能と、
柔軟で詰まりのない血管が必要です。② ホルモンタンクの満タン
テストステロンという、
闘争心、決断力、冒険心を司る
「男のエンジンオイル」が枯渇していないこと。③ 自律神経の完全なリカバリー
睡眠中に副交感神経がしっかり働き、
脳と体の疲れが完全に取れていること。
つまり師匠はこう言いたかったんです。
「お前は今日、オスとして戦える状態か?
生命エネルギーが枯渇してないか?」
血圧計よりも、
血液検査よりも正確な、
毎朝自分に突きつけられる「通知表」。
それを無視して、
ジムだサプリだと
小手先のテクニックに走っている自分が
急に恥ずかしくなりました。
【女性の読者さんへ】
僕は男なので男の体でしか語れませんが、
女性ならこう置き換えてみてください。
「朝、鏡を見た時に肌が
内側から発光しているか?」
「起きた瞬間、手足の指先まで
ポカポカしているか?」
高い化粧品を塗ったわけでもないのに
内側からエネルギーが
湧き上がっている状態。
それが、
ここで言う「生物としての強さ」です。
師匠の言葉は、
僕の胸に棘のように刺さりました。
でも、当時の僕はまだ
その本当の意味を理解していなかった。
そしてここから僕は
「健康オタクの沼」へとさらに深く
ハマっていくことになります。
第2章:カローラだと思い込んでいた自分へのフラストレーション
師匠に「朝のバロメーター」を
突きつけられた僕は、
さらに健康オタクに
拍車がかかりました。
「師匠の言う活力を取り戻してやる」
「絶対にF1マシンみたいな体になってやる」
過去に僕が書いたレポート
『脳内エナジーチャージャー』、
を読んだことがある
マニアックな読者なら
知っていると思いますが、
当時の僕のルーティンは
徹底していました。
それはもはや生活ではなく
「儀式」でした。
① 激酸っぱいレモン水で腸内洗浄
朝起きて歯を磨いたら、まずキッチンへ。
レモン1個をギューッと絞り、
そこに天然塩を小さじ1杯入れた
500mlの冷水を一気飲みする。酸っぱさと塩っぱさが胃を直撃し、
腸内のヘドロ(宿便)をこそぎ落とす感覚。
② 完全無欠のバターコーヒー
グラスフェッドバター(無塩)25g、
MCTオイル25g。これを熱々のオーガニックコーヒーに入れて、
ブレンダーのスイッチを入れる。「ガガガガガッ!」と機械が唸りを上げ、
カップの中がカフェラテのように
クリーミーに白濁していく。
③
常識外れのレベルのメガビタミンC
通常の何十倍もの量である粉末ビタミンCを飲み込み、
体内の活性酸素を根こそぎ消去する。
これを始めた当初
確かに効果は劇的でした。
飲んだ瞬間、
脳みその中にかかっていた「霧」が
パキッと晴れる感覚。
指先まで血が巡り
キーボードを叩く手が止まらない。
「うおお! 俺は今、無敵だ!」
当時の僕は
本気でそう思っていました。
「あれ? 効かない…」という恐怖
でも……
だんだん
おかしくなってきたんです。
1年、2年と経つうちに
同じ高級バターを入れても
同じオイルを飲んでも、
体が反応しなくなってきました。
「今日は体調が悪いのかな?」
「MCTオイルの量が足りないのかな?」
量を増やしてみる。
サプリの種類を変えてみる。
でも、
あの頃の「爆発的な全能感」は
戻ってこない。
昼過ぎには強烈な眠気が襲ってくる。
夕方にはガス欠になり
頭がボーッとする。
鏡を見ると、
そこには師匠のような
「発光するような顔」ではなく
疲れ切ったただの
男の顔がありました。
「俺のスペックって
所詮こんなもんなのか?」
この時の絶望感、分かりますか?
自分はポルシェや
フェラーリになれると信じて、
最高級のハイオクガソリン
(食事・サプリ)を入れ続けてきた。
でも、
アクセルをベタ踏みしても
スピードが出ない。
「もしかして俺の車体(ボディ)は
ただの『カローラ(大衆車)』
なんじゃないか?」
(あ、もちろんカローラを
批判しているわけじゃありませんよ。
あくまで「役割の違い」を
分かりやすくするための、
ちょっと意地悪な例え話です)
どんなに良いガソリンを入れても
エンジン自体がポンコツなら
これ以上は走れないのか?
自分の遺伝子の限界を
突きつけられたようで、
強烈なフラストレーションを
感じていました。
「もっといけるはずなのに。
もっと走れるはずなのに
体がついてこない」
そうやって
行き場のない苛立ちを抱えていた時、
ふと、
ある一人の男の顔が浮かびました。
第3章:なぜウォーレン・バフェットは、毎日マックを食っても死なないのか?
ここで一度、視点を変えます。
世界最大の
「健康のミステリー」についてです。
投資の神様、ウォーレン・バフェット。
彼は90歳を超えていますが
その食生活は狂気の沙汰です。
・毎日コカ・コーラ(チェリー味)を5本飲む
・朝食はマクドナルドのソーセージマフィン
・おやつはポテトチップスとアイスクリーム
・野菜? 「あんなもん食うくらいなら死んだほうがマシだ」と言わんばかりの肉食
今の健康常識で言えば、
健康常識だけで裁くと
かなり危険な食生活です。
砂糖、添加物
トランス脂肪酸のオンパレード。
普通なら血管が詰まって
糖尿病かガンでとっくに終わってます。
でも、
彼は世界経済のトップで
頭脳明晰なままピンピンしている。
なぜか?
「遺伝子がいいから?」
「最高級の医療を受けているから?」
違います。
そんな薄っぺらい理由で
90年間も毒を
分解し続けられるわけがありません。
彼自身のこの言葉に
答えの全てがあります。
「私は毎日
タップダンスを踊りながら出社している」
これです。
彼は、
投資という知的ゲームが
楽しくてたまらず、
24時間365日、強烈な
「フロー状態」にあるんです。
ここで、
僕が辿り着いた
今回の記事の核心である
「司令塔理論」
を説明します。
【司令塔理論(Commander Theory)】
「人間の体(ハードウェア)は
脳(司令塔)の命令に絶対服従する」
■ 一般人の場合(司令塔が不在)
「仕事だるいな…」
「将来不安だな…」
と思いながら
体に良いオーガニックサラダを食べる。
⬇
司令塔(脳)がサボっているので
消化吸収モードにならない。
⬇
栄養は吸収されず
ストレス(コルチゾール)
という猛毒が発生し
逆に胃に穴が開く。
■ バフェットの場合(司令塔が覚醒)
「次の投資先はどうだ!楽しい!」
と興奮しながら毒(コーラ)を飲む。
⬇
司令塔(脳)が
スーパーサイヤ人モードで叫ぶ。
『おい、糖分が入ってきたぞ!
悩んでる暇はない!
すべて脳みその回転に使え!
血管を詰まらせる暇なんてないぞ!
全て燃やし尽くせ!』
⬇
結果、毒すらも燃料として
強制的に使われてしまう。
つまり、バフェットは
「圧倒的な没頭(熱量)」
によって、ジャンクフードの毒素を
上書き(オーバーライド)
しているんです。
「病は気から」と言いますが
そのレベルが違う。
彼の「気(マインド)」は物理法則を
ねじ曲げるほど強力なんです。
もちろん、
彼と同じ食生活を
推奨するわけではありません。
あくまで、
「なぜ彼は元気なのか」を分解すると、
こうした要素が見えてくるのです。
逆に言えば、
僕があの頃バターコーヒーが
効かなくなった理由は簡単でした。
「ガソリン(食事)」は満タンなのに
「運転手(司令塔)」が迷い、不安になり
ブレーキを踏みながら運転していたから。
アイドリング状態の
エンジンにハイオクを入れても
不完全燃焼を起こしてススが溜まるだけ。
「じゃあ、バフェットみたいな
天才じゃない僕らは
どうすればいいんだ?」
「一生、カローラのままなのか?」
その答えを、
僕は今、ロシアの極寒の地で見つけました。
凡人が、後天的に
「司令塔」を叩き起こす方法を。
第4章:マイナス20度のロシアで目覚めた、僕の「司令塔」
ここ最近の記事で書いている通り
僕は今、
「思考整理ウォーキング」
という日課に没頭しています。
環境は、控えめに言って地獄です。
📍 現在の環境:ロシア(地方都市)
・気温:マイナス10〜20度(体感はもっと低い)
・天気:凍った川からの強風
・路面:雪と氷でガリガリに凍結
玄関を一歩出ると、
空気が「冷たい」を通り越して
「固体」になっているのが分かります。
呼吸をするたびに
鼻の奥の粘膜が凍りつき
肺がキュッと縮こまる。
川沿いの吹きっさらしの道を歩き出すと
風が頬を叩きます。
それは肌を撫でる風ではなく、
鋭利な刃物で「切られる」
ような痛みです。
そんな白い世界の中で、
僕は90分間、ひたすら歩きながら
イヤホンマイク越しに
思考を吐き出し続けます。
「死ぬ気か? 生き残れ!」
最初の30分は葛藤です。
「寒い」
「帰りたい」
「なんでこんなことしてるんだ」
「家で温かいコーヒーが飲みたい」
脳が全力で拒否反応を示します。
でも、
それを無視して足を動かし
口を動かし続ける。
すると、
30分を超えたあたりで
不思議なことが起きます。
フワッと、世界が変わるんです。
「ゾーン(フロー状態)」
への突入です。
ゴーッという風の音が消える。
肌を切り裂く寒さを感じなくなる。
思考が止まらなくなり
言葉が滝のように溢れ出す。
凍った路面を歩いているはずなのに
足が勝手に前に出る。
まるで映画の世界に
入り込んだような没入感。
この時、
僕の脳内で何が起きているか?
まさに、長年眠っていた、
「司令塔」
が強制的に叩き起こされたんです。
「おい、このままじゃ死ぬぞ!
生き残るために燃やせ!
全細胞、働け! 熱を作れ!」
この強烈な生存本能の号令が出た瞬間
僕の体は「カローラ」から
「F1マシン」へと書き換わりました。
答えは、
誰かが教えてくれるわけではありません。
自分の「言葉」の中にあります。
ひたすら思考を言語化し
外に吐き出す。
それが鏡のように自分を映し出します。
すると、自分で気づくんです。
「あ、俺、今日ここがズレてるな」
「本当はこう思ってたんだ」
と。
極限状態での運動と
高度なメタ認知。
これが脳の不要なノイズ
(不安や迷い)を焼き切り、
脳のOSをアップデートし
続けているんです。
その結果、起きた体の異変
この習慣を始めてから
明らかに体のスペックが変わりました。
🚀 睡眠時間が短縮
以前は8時間寝て、さらに
昼寝もしないと持たなかったのが、
6時間睡眠(昼寝なし)で
完全に回復するように。
🔥 バターコーヒーの復活
かつて効かなくなっていたMCTオイルが
飲んだ瞬間に脳に
突き刺さるように効き始めた。
吸収率が段違い。
⚡️ 朝のバロメーターの復活
あの師匠の言っていたこと。
これが20代の頃のように完全復活した。
「カーテンを開けていないのに、
脳内に光が差し込んでいるような朝」
を迎えています。
要するに、
「司令塔(脳)」さえ目覚めさせれば
サプリや食事の効果は何倍にも跳ね上がる
ということです。
逆に言えば、
司令塔が寝ている状態で
いくら高いサプリを飲んでも、
それはただの
高いオシッコになるだけです。
第5章:実は「ウズベキスタン料理」も最強のガソリンだった
あと、
もう一つ気づいたことがあります。
僕がこの過酷な修行の後に
何気なく食べていた現地の朝食。
これが実は、偶然にも
「F1マシン専用のハイオクガソリン」
でした。
90分歩くという
毎朝のルーティーンの目的地であり
僕が通っている、
旧市街の古いウズベキスタン料理屋。
店に入ると、眼鏡が曇るほどの湯気と
羊の脂、そしてクミンの
スパイシーな香りが立ち込めています。
そこで僕が、
本能のままに貪り食っているのがこれです。
🍲 シェルパ(Shurpa)
羊の巨大な骨付き肉を
野菜と一緒に何時間も煮込んだ黄金色のスープ。
一口飲むと
熱い液体が食道を通って胃に落ち
そこから全身に熱が広がるのが分かります。
🍖 シャシリク(Shashlik)
鉄串に刺さった
300gはある巨大な牛肉の塊。
炭火で焼かれ
噛み締めると肉汁が溢れ出す。
野菜? 付け合わせの玉ねぎスライスだけです。
ただ「美味しくて温まるから」
食べてたんですが
調べてみて震えました。
これ、医学的に見ても
「脳と体の超回復」に
完璧な組み合わせだったんです。
① シェルパは「飲む脳みそ美容液」
骨から溶け出した
「グリシン」というアミノ酸。
これは一般に、脳神経を鎮静化させ
睡眠の質を高めると言われている成分です。
さらに羊肉特有の
「L-カルニチン」。
これは脂肪をエネルギーに変えるための運搬役として
知られています。
つまり、飲むだけで
「脳のリカバリー」と「脂肪燃焼モード」が
同時に完了するんです。
② 肉塊は「内臓のボイラー」
そして300gのタンパク質。
肉を消化する時
体は強烈な熱を出します。
(食事誘発性熱産生:
DITとして知られる反応です)。
炭水化物じゃこうはいかない。
肉だからこそ胃袋が
ボイラーのように発熱し続ける。
さらに赤身肉の鉄分と亜鉛が
テストステロンをドバドバ作る。
ウォーキングで脳を酷使し
極寒で冷え切った体に
これらを放り込む。
そりゃあ、回復するに決まってる。
バフェットがコーラで
エンジンを回すなら、
僕は羊と牛の脂でエンジンを回す。
知識で選んだのではなく、
覚醒した体が勝手に
「今の俺にはこれが必要だ!」
と選んでいたんです。
人間の本能って
司令塔さえ起きていれば、
ここまで正確なんです。
最終章:僕らの「勝ちパターン」
長くなりましたが、結論です。
僕を含め、
この記事をここまで読んでいるような
マニアックなあなたは、
十中八九
「静かなる野心家」
だと思います。
日々の違和感、
他人からの評価、
将来への不安。
そういったネガティブな感情を、
外に発散せずに内側に溜め込み、
ドロドロと煮詰めてしまう
そんなタイプではありませんか?
でも、言わせてください。
その
「ドロドロしたフラストレーション」
こそが、最強の燃料になります。
● ウォーレン・バフェットの燃料
= 「楽しさ」
● 僕みたいなタイプの人間の燃料
= 「反骨心・渇望・違和感」
バフェットのように
最初からタップダンスを
踊れなくてもいい。
僕らには、
「クソッ!」
「なんであいつばっかり」
「俺はこんなもんじゃない」
という、
マグマのようなドス黒い
エネルギーがある。
そのエネルギーを、
ただ悩んで腐らせて、
自己嫌悪で終わらせるんじゃなく、
歩きながら、言語化して、
すべて吐き出して「点火」することに
使ってください。
「ノウハウ」を探す前に、靴を履け
そうやって、
物理的に足を動かし、
脳内の泥をすべて吐き出し、
「司令塔」さえ叩き起こせば、
君の人生は、
ここから大きく動き出す。
年齢なんて関係ない。
過去の実績も関係ない。
司令塔が目覚めた瞬間、
あの「感覚」が戻ってきます。
カーテンを開けていないのに、
朝起きた瞬間、
脳内に光が差し込んでいるような感覚。
目覚ましが鳴る前に
パッと意識が点火し、
不安や迷いが一切なく、
「よし、今日はこれをやるぞ」と、
明確なビジョンが見えている感覚。
それは、
選ばれた天才だけの
特権ではありません。
極寒のロシアで、
41歳の僕が取り戻せたんだから、
あなたにもできる。
小手先のテクニックを探す前に。
誰かの成功法則を追いかける前に。
まずはスマホを持って外に出て、
歩きながら脳みそを
「ゾーン」に入れてみよう。
そうすれば気づくはずです。
自分は大衆車なんかじゃなく、
ただ埃をかぶって、
運転手が居眠りをしていただけの
「F1マシン」
だったんだってことに。
一緒に、エンジンの鍵を回しましょう。
それでは。
読み終えて、今どんなことを感じていますか?
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